電波が支える私たちの生活

電波はいつから利用されている? ~電波の歴史

電波は、人類誕生以前から自然界に存在しました。例えば、雷や摩擦電気の火花放電でも電波は発生します。また、太陽や宇宙空間からも、様々な周波数の電波が地球へ届いています。しかし、人間は電波の存在を知る前までは、電波を生活の中で利用することができませんでした。


人類が電波を利用し始めたのは、約120年前から

人類が電波を利用し始めたのは約120年前からで、1895年にイタリア人のマルコーニが無線電信を成功させたのが最初です。

その後、わたしたちの国では、1925年にラジオ放送が、1953年にテレビ放送が、2003年には地上デジタルテレビ放送が開始され、電波は文化の発展にも貢献してきました。

一方、1968年にポケットベルサービスが開始され、これをきっかけに通信分野での電波利用のパーソナル化が進みました。

さらに、1979年には自動車電話サービスが開始され、その後の携帯電話サービス、携帯電話からのインターネット接続サービスへと発展しました。

現在は、誰もが、いつでも簡単に電波を利用したシステムを使うことができるようになり、私たちの生活に欠かせないものになっています。

電波利用の歴史


1888年 ヘルツ(ドイツ)が電磁波「電波」の存在を確認
1895年 マルコーニ(イタリア)が無線電信機を発明
1897年 松代松之助が無線電信機を開発
1920年 アメリカでラジオ放送開始
1925年 東京放送局がラジオ放送開始
1939年 テレビの公開実験に成功
1953年 テレビ放送開始
1968年 日本電電公社(現NTT)がポケットベルサービス開始
1969年 アメリカ、アポロ11号による月面からのカラーテレビ中継
1977年 気象衛星による天気予報開始
1979年 自動車電話サービス開始
1989年 衛星放送開始
1994年 携帯電話の端末機売り切り制度が導入され普及拡大
1995年 PHSサービス開始
2003年 地上デジタルテレビ放送開始