スマホ・携帯電話の電波

スマートフォン・携帯電話の電波と人体への影響

スマートフォン・携帯電話の普及にともなって、それらから発信される電波が人体に何かよくない影響を与えるのではないかという不安を持つ人も出てきています。

スマートフォン・携帯電話の電波は、頭部や人体のすぐそばで使っても人体に影響が出ないように、十分な安全率を見込んで決められた「電波防護指針」を満足しています。したがって、スマートフォン・携帯電話は安心してお使いいただけます。

電波防護指針とは?

電波防護指針とは、電波の人体に対する安全性の基準のことです。我が国では、平成2年と平成9年に、総務省(旧郵政省)電気通信技術審査会が、過去40年以上にわたる国内外の研究結果に基づいて、10kHzから300GHzまでの電波を対象にまとめられました。電波防護指針は、国際的な指針とほぼ同じ値であり、人体への影響を考慮した十分に安全な値となっています。

妊婦さんや赤ちゃん、子どもにあたえる影響は?

電波防護指針は、電波が人体に与える影響について、これまでに蓄積された科学的知見をもとに十分な安全率を見込んで策定されています。この安全率には、赤ちゃん・子どもを含むあらゆる年齢、身体の大きさ、健康状態などが考慮されています。
 また、胎児についてはお母さんの体で電波が弱りますので、安心してご利用いただけますが、妊娠中の人は指針の上で安全だからといって、不必要に電波の出ている場所に近づかないよう、念のため注意してください。
 なお、WHOでは子どもに関する各種研究の必要性を提言しており、科学的データの信頼性の向上を図るためにも、若干の研究が必要だという意見もあります。

→【電波防護指針とは】のリンク

→【総務省の見解】へのリンク

スマートフォン・スマートフォン・携帯電話を使うと「がん」になる?

2011年5月に国際がん研究機関(IARC)が、電波を「発がん性があるかもしれない」と分類しましたが、これはスマートフォン・携帯電話を体の近くで使用した場合の発がん性の限定的な証拠にもとづくものです。

このIARCの評価は、電波ばく露が発がんを引き起こす能力の有無についてグループ分けしたもので、がんのリスク上昇を立証したものではありません。

これは、スマートフォン・携帯電話を使うとがんになるということではなく、現在のデータから、電波に発がん性がないと断定することは困難である、と示したものと考えます。

→【国際がん研究機関(IARC)の見解】へのリンク