基地局の電波と人体への影響

携帯電話基地局や放送タワーについての規則

携帯電話基地局や放送タワーのように人体から遠方で電波を発射する設備については、電波防護指針のなかの「電磁界強度指針」が電波の強さの基準値を定めており、これが適用されます。この「電磁界強度指針」をもとに制度化が行われており、携帯電話基地局や放送タワーはこれを満足しています。 具体的には、『無線設備から発射される電波の強度が定められた値を超える場所に、その無線設備取扱者以外のものが容易に立ち入りのできないような施設にすることを免許人に義務付ける。』こととなっています。

したがって、日本では一般の人が出入りできる場所については、電波防護指針を満足しています。なお、世界各国では、義務化しているかどうかの違いはありますが、日本と同様の電波防護指針が定められています。

※電波法施行規則において、携帯電話基地局や放送タワーの電波の強さ(電界強度、磁界強度、電力密度)を基準値として定めています。なお、基準値は周波数により異なります。