電波防護指針とは?

電波防護指針とは、電波の人体に対する安全性の基準のことです。わたしたちの国では、平成2年と平成9年に、総務省(旧郵政省)電気通信技術審査会が、過去40年以上にわたる国内外の研究結果に基づいて、10kHzから300GHzまでの電波を対象にまとめられました。また、最新の研究動向等を踏まえ、平成27年には低周波領域、平成30年には高周波領域について、それぞれ改定されています。電波防護指針は、国際的な指針とほぼ同じ値であり、人体への影響を考慮した十分に安全な値となっています。