近くに携帯電話基地局があり、影響が心配です

携帯電話基地局や放送用タワーなどの電波の強さが基準値を超える恐れのある場所には、一般の人がたやすくに立ち入れないようにするため、無線局の開設者が防護柵を設けなければならないことが、平成11年(1999年)10月から義務づけられています。併せて、電波の強さの評価方法も策定されました*1。

そして、電波の強さは、アンテナからの距離の二乗に反比例して減衰していきます。すなわち、距離が2倍になれば、電波の強さは4分の1になります。

たとえば、携帯電話基地局が最大電力で電波を送信していても、周辺での電波の強さは、基準値の数千分の一から数万分の一以下で、きわめて微弱な値にしかなりません。



*1 2021年6月の改定で、マンホール型基地局にも対応するようになりました。総務省報道発表

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban16_02000262.html