5Gでは高い周波数が使われるようだが、アンテナが増え、ばく露が増えることになるのか

5GではLTEなどでこれまで使われていた6GHz以下の周波数に加え、28GHz帯といったミリ波の周波数も使います。ミリ波のように周波数の高い電波は光のように直進性が強くなり建物の裏側などに届きにくくなります。アンテナ(基地局)は周波数の特性を考慮した上で設置するので、ある地域をカバーするために結果として従来よりもアンテナが増えることがあります。ただし、国が定めた電波防護指針に従って基地局を設置するので、どのような場所でもばく露量が指針を超えるような状況になることはありません。